10月26日 わかこく事業意見交換会の開催報告

目次

新規事業意見交換会

2014年10月26日(日)15:00-18:00の3時間、今後の「レイブル起動塾」の在り方について、わかこく会員の他、外部の方もお招きして意見交換会を開催いたしました。

今回、議論に参加してくださったのは、NPO法人グローバルシップス・こうべ代表の森下さん、NPO法人おおさか教育相談研究所の副理事長、佐藤先生。

まずはわかこくのこれまでの事業成果と課題点をまとめたプレゼンテーション「これまでとこれから」を実施後、多様な意見が交換されました。

「高卒認定などの学習について、広い範囲の人が対象にならないのではないか」
「資格試験の自習と言えども、人が集まらないのでないか」
「ボランティアなど人の役に立つ機会をもっと増やして、社会の役割参加の意識を促すべきではないか」
「従来のレイブル起動塾をさらにパワーアップして特化させるべきで、事業の多角化をするべきではないのではないか」
「近所など距離的に近い方がいい、交通費などの問題をいかに克服するか」

「親を対象としたパソコン教室(レイブル起動塾)を充実させてほしい」

休憩をはさんで、チョコレート系お菓子をみんなで食べてから、和やかなムードを共有してさらに、「ビデオレター」企画について話合いました。

ikenkoukan20141026

実際のビデオレターの事例が発表され、それについて意見交換がされましたが、これについてはほぼ満場一致で有効なのではないか、ということで共有化されました。

 

結論として、下記の通りまとまりました。

 

(1)ひきこもりをもつ家族、経験者、支援者が集まる会議を定期に開催し、それぞれの個別の事例について解決方法、アイデアや企画を話合い考える

(2)ひきこもりの自助グループ(セルフヘルプグループ)であることを活用して、現在、ひきこもっている人にピアサポーター(ひきこもり経験者)が訪問・相談をする。

(3)訪問前にはまず仕事創りからスタートし、当事者にその仕事を依頼していく方向でアプローチする

(4)わかこくの状況、オフィスの雰囲気やそこにいるスタッフ、仲間についてわかるビデオレターを作成する

(5)訪問して会うことが困難なひきこもりに対してはビデオレターを見てもらい、わかこくについてまずは知ってもらう

(6)高卒認定や資格試験の学習希望者はその中から募っていく

(7)パソコン・ITに特化した教育支援体制を継続・発展させていく。
この日、お集まり下さいました皆様、本当にありがとうございました。

今後のレイブル起動塾の発展にご期待下さい。

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