🇺🇸アメリカ留学中の怖い体験

海外ノマド留学

目次

アメリカ留学中の大学生、myuです。

日本という国は世界的にも“安全”と言われています

深夜にコンビニで買い物をしてもほとんどの人が怖い思いをしたことないと思います。もちろん私もないです。

ですが、国が違えば法律も違う。

銃の所持や麻薬の使用などなど・・・・・・日本の当たり前は、日本に限ってのこと。

今回取り上げるのは私の身の回りで実際に起きた怖い実体験をまとめてみました。

不用意に追いかけられる

これは以前私が住んでいたところでのお話です

以前は語学学校が提供している寮に約3ヶ月住んでいたのですが、そこには様々な国籍の人が住んでいました。その寮生は主にアジア圏出身の人が多かったです。

その寮の1人の日本人の男の子が引っ越しをするということで私とその子、他の中国人の寮生計4人で近くの公園に夜、散歩しに行きました。

夜といっても20時や21時頃でまだ何も起こらないだろと私達と大家さんで話をしていました。

その公園に行く道中には橋があり、しかもその橋は金属製で出来ていたため足音がよく響きました。

私達4人はお互いの言語や国について説明していたり、学校での授業の話をしていたりして公園に向かうまでの間、楽しく会話しながら散歩していました。

公園にはいくつか遊具があったので少し遊んでから帰ることにしました。

しかし、その帰り道もうすぐ橋を渡りきるというとき後ろから足音が「ドン、ドン!!」と煽っているような足音が響いたのです。1人の中国人が「走って帰ろう」と言ったのですが、日本人の男の子がとっさに「やめよう、銃でも撃たれたら大変だから」と言い私達4人は早歩きで寮に戻りました。

これだけを聞くと「何が怖いのかわからない」と思いますよね。

この足音をたてた人は1人ではなく、2人でなおかつアメリカは銃の所持が合法化されている国でもあるため不用意に相手を怒らせると銃で撃ってくるなんて場合もあります。

しかも夜のあまり街灯がないところだったため物を盗られる可能性もあったのです。

法律や環境が異なる海外にいるとき、日本にはない独特の緊張化が消えることはなかなかありません。

このとき、もし自分が一人だったら正しい判断ができただろうか・・・と思い返します。

知らない人に誘われる

これは私個人が体験したことです。

私の留学しているカリフォルニア州では、“ジャパンタウン”と呼ばれるエリアがあります。

そのエリアは日本語で道路標識がかかれていたり、日本にあるお店があったり、ちょっとした日本を体験できるような場所です。

この日はそんなジャパンタウンでちょっとしたイベントがあったので気になって出かけてみることにしました。

交通手段としてVTA light railというちょっとした路面電車を使っていました。

ジャパンタウンでのイベントを楽しんでいざ帰ろうとホームで日本にいる友人と電話しながら待っていた時、結構ガタイのいいアメリカ人が「調子はどう?」と聞いてきたので「うん、いいよ」と返しました。

「How are you?」というのは日本でいう挨拶のようなものなのでお店に行っても、誰かと話すときも基本聞かれます。

そしてその次に聞かれたのは「歳はいくつ?」でした。

この時の私はそういうことを聞いてくる人もいるんだなーという感覚だけでした。

しかしその後も「名前はなんていうの?」「どこから来たの?」「なんでここにアメリカに来たの?」とアメリカでは初対面の人には絶対に聞いてこないような質問ばかりしてきたので、さすがの私も違和感をおぼえました。

ですがこの時、理解していたのは3割程度です…。

私も適当な相槌をうちながら聞いていると「遠いでしょ?近くに車があるから送っていくよ」と言われ身の危険をいよいよ本気で感じました。

その時、咄嗟にタイミングよく来た電車に飛び乗り、自分の呼吸を整えながら頭の中では「追いかけられたらどうしよう、後ろの車両にあの人が乗っていたら」と怖い想像でいっぱいでした。

外国人に話しかけられていた時も電話はつないだままにしていたため、乗り換え駅で降り友人に事情を説明したところ友人も「なんとなく聞こえてたけど、明らかにおかしかった」と返すほどでした。

その友人は英語があまり得意ではないのですが、声の雰囲気とところどころ聞こえてくる単語に違和感を感じていたようでした。

この体験が1番身の危険を感じました…。

留学やインターンは、危機回避や安全対策も学び習得する機会

この2つの出来事で「アメリカってこわっ」って思った人もいるかもしれません。

でも、こういったことは滅多におきません…。

私自身、話しかけられたらすぐに返してしまう人なので自らこの結果を招いてたりします…。

海外体験には留学やインターンなど色々あると思いますが、それは語学の学習だったり観光だったり以外にも色々なことを学びます。

その国の人たちの考えかた、社会の状況、文化のこと、歴史のこと、宗教のこと・・・・・・

日本と同じ感覚でただ行って帰っただけだと余りにもったいないです。

今回、私が体験したことのような事態を通じて、危険を感じるセンスとか危機管理能力を育てることも大事なことだと思います。

また単純に「日本の方が安全」で済ましてはいけないと思います。

街を歩いていて、こういった感覚でアメリカ人は見知らぬ他者に備えているんだ、と考えると「だから個人の責任感や教育、制度や法律もいろいろ違うよね」ということを体感できると思います。

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