開き直りのすすめ【学校に行けない子の保護者の方へ】

開き直りのすすめ【学校に行けない子の保護者の方へ】

親の目線から……

はじめまして、hiyou-ma(ひゅうま)です。このペンネームは、巨人の星や野球とは関係ありません。子供がふたりいて、ひとりの名前が「hi」から、もうひとりの名前が「you」から始まる、という理由でつけたペンネームです。hiとyouのmamaなので、hioyo-ma。ここでは、学校に行きにくい子を持った親として、ときどきお話をしていきます。

もちろん、専門家ではありませんので、私の話をすべて鵜呑みにするのはやめてくださいね。あくまで「こういう親がいる」という参考にとどめていただければ、と思います。

今回は、ちょっとぶっちゃけ話です。「しんどかったら、開き直ればいいやん?」という話です。

学校に行きたくない、行けない子を持つ親というのは、やっぱり気持ちがしんどいものです。どこかで「まあしょうがないか」と受け入れることがあったとしても、やはりふとした瞬間に「うちの子はどうして」と嘆きたくなることがあるのは否めません。

少なくとも、私はそうでした。夕方街を歩いていてふと空を見上げたときなど、黄昏の空の美しさとその下をとぼとぼ歩く不安だらけの自分の落差の激しさに悲しくなることが何度もありました。

当時、長男は中学生、次男は小学生。長男は中学入学とほぼ同時に過敏性腸症候群にかかり、家からほとんど出られない状態でした。そこから生活リズムを崩して昼夜逆転に。当然、登校などできません。本人には登校したいという意欲が当初はあったのですが、休む期間が長くなると、だんだん学校への戻りにくさを感じはじめていたようでした。

次男もまた、担任との相性が合わないことが原因で、学校に行きにくさを感じていました。学校に行くことが怖いと感じ、私が一緒でなければ登校できないという状態で、やむなく私はフリーランスの仕事を開店休業状態にして、1日中次男に付き添っていました。

「この先、どうなるんやろうなあ」と、繰り返し思ったことを覚えています。

不安の蓄積……

ただ、その不安をできるかぎり子供にはぶつけたくなかったんですね。だって、子供は多分、私以上にしんどいはずだから。

でも、不安を抱え込み続けるのって、しんどいじゃないですか。それに、母親には子育て以外にも細々した不安や気がかりなことはたくさん出てきます。仕事をしている人であれば、仕事のストレスもあるでしょう。ご近所付き合いもあります。祖父母世代と確執があったり、介護の問題が出てきたり、パートナーやとの関係や家事に消耗している人もいるかもしれません。

そんな不安ひとりで抱え込むのって、しんどいですよね? 少なくとも私は、めちゃくちゃしんどかったです。夫は、まあ、ええ、この件に関してはまったくといっていいほどあてにならない人でした(ただ、それが逆によかった場面もいろいろあったのですが、それはまた別の機会があれば)。

だからある日、私は思い切ってこう口にしたんです。

「もういい! 知らない! どうにでもなーれ! 私は私でがんばってる! これ以上のことはできない!」

子供=自分ではない

親と子供は別人格です。似ていても、性格や考え方、好みや向き不向きは異なります。私は外に遊びに行くことや旅行が好きですが、長男は家が大好き。私は海が好きですが、長男や次男は海は嫌いです。

別人格なんだから、言うこと聞かなくて当たり前なんですよね。それに振り返れば私だって、親の思っていた通りに育ったとはとてもじゃないけど言えません。そう考えたら、子供が自分の意思で学校に行きたくないと行っているのに、無理やり学校に通わせようとするの、無理で当たり前じゃない?と思ったのです。

ああもう、そりゃ学校通えたらベストだけどさ、本人が通えない、無理って言って、連れて行こうとしても全力で拒否するんだから、もうしゃーないやん? 私はできるだけのことやってるつもりだけど、それで無理って言われたら、もうどうしようもないやん?

はい、しょうがない。悩むのやめやめ! 時間がもったいない! とりあえず、次のこと考えましょ、次! さあ、これからどうする? とりあえずこっちは、この子たちが将来自分で食べていける人になってくれたらそれでよし! そこまでハードル下げよう! いや、上がったか? もうどっちでもいいや! そんなの考えてる時間がもったいない! 「この先どうなるんやろう」じゃないんだよ、「この先どうにでもなーれ!」だよ! とにかくできることやっておけばなんとかなる、いや、なんとかするんだよ!

……今思い返すと、開き直りというよりも逆ギレなのかもしれません。まあどちらでも似たようなものでしょう、たぶん。

まとめ―ポジティブな開き直りへ

もちろん、こういう開き直りができない人もいることでしょう。すぱっと割り切れれば、そもそもこれほど悩んでいないわけですから。私自身、1回で開き直りきったわけではありません。何度も「どうしよう、まだ何かできるのでは」と悩んでは、「いや、できるだけのことはやってる! これ以上無理! なるようにしかならへん!」と開き直ることを繰り返しました。今も繰り返していますし、そして、これからも繰り返していくのでしょう。

こういう開き直りは一種の癖で、最初は難しくても、何度も開き直っているうちに上手にできるようになっていくのだと思います。開き直るのが難しい人はだからまず、悩んだら「よし、開き直っちゃおう!なるようにしかならない!もう知らない!」と口に出してみてはいかがでしょうか。そのうち、なんとなく開き直れるようになりますよ、きっと。

hiyouma



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