大学の時間割:どうやって決める?

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4月から大学生活がスタートして、楽しいキャンパスライフを送るつもりが、2020年はコロナショックがあり在宅で入学ガイダンスを受けたり入学式も無くなった新大学生が多くいます。

多くの大学生が、在宅でオンラインから授業科目登録をしたり講義を受けたりしなければならなくなっています。

十分な履修登録・学習上のアドバイスや支援を受けられないまま時間割を作成しなければならず、とても不安ではないでしょうか。

今回は大学の時間割を、どうやって決めていくべきかを解説していきたいと思います。

第一優先順位:卒業修了要件をクリアする!

4年生大学を卒業するためには、 4年かけて講義を受講し、一定の成績を収めていき、合計124の単位を取得する必要があります。

しかし、ただ闇雲に授業を履修して、124単位を揃えたら卒業ができるわけではありません。

大学の学部や学科に応じて、必要な単位のカテゴリーが定められています。

たとえば、「必修科目」はその学部で進級したりするために、必ず1~2年生のうちに取っておかなければならない科目だったり、「共通自由科目」と呼ばれるカテゴリにある授業を、それぞれ一定数単位を収めないといけない、といった具合です。

たとえば、共通自由科目からは32単位収めないといけないことが卒業修了要件にされている場合には、4単位の授業を8個は選択して4年生まで修了しておかなければならないことになります。 このカテゴリーの授業を、40単位も取ってしまうと、8単位は無駄=単位は出ますが、修了要件にカウントされない、という事態になってしまいます。

前期でどれくらい単位が必要?

124単位を4年間で単純計算すると、1年で31単位を取らないといけません。

しかし、実は日本の大学では4年次を就職活動や卒業論文に充てることになります。そのため、4年次で単位をまだ未収のままの状態にしておくことは回避すべきこと、とされています。 

つまり、理想的には3年間で124単位(卒論ゼミなどを除いて)取るべきである、ということです。

そのため、1年間で40単位程度を取ることが理想です。

そうすると、前期・後期でそれぞれ、20単位以上、20~30単位の範囲で単位を取っていく計画を立てなければなりません。

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成績評価はどう決まるの?

一つの授業を合格してもらえる単位は、その授業内容や講義時間数に応じて2単位の場合もあれば4単位の場合もあります。

授業の成績評価基準は、授業を担う講師の先生によって異なります。

この点が、高校生までと異なる、大学の大きな特徴になります。高校生までは中間試験・期末試験など試験を中心にある程度、統一された基準で点数が出ていました。

しかし大学では多くの場合、授業の成績は

①出席点
②授業中に出される課題の達成状況
③宿題として出されるレポート
④テスト・試験の成果
⑤前期授業を修了後の最後に出されるレポート(期末レポート)

などを基準に成績がつけられます。

成績の表示の仕方も、大学によって大きく異なります。多くの場合、

S(秀):90点以上
A(優):80点以上90点未満
B(良):70点以上80点未満
C(可):60点以上70点未満
D (不可):60点未満
F(棄権):途中で授業に出席しなくなったなど

といったランク付けで成績が付けられます。
(成績の付け方は、大学によって異なります)。

重要なことは、上記のうち、DとFなどは不可となり単位がもらえない、ということです。

C以上の成績がもらえたときに、その授業の単位がもらえることとなります。

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大学の成績は人生に影響を残す

大学の成績は、2000年以降はGPA(Grade Point Average)と呼ばれる世界標準の成績評価点に換算されるようになりました。

この大学の授業の成績;GPAが、卒業後の進路に大きな影響をもたらします。

たとえば就職活動の際に、多くの企業から大学の成績表を提出することを求められます。 とりわけ「この学生はどのような授業を取ったのか」、「それをどのような成績でとってきたのか」は企業人事にとって関心のあるところです。

また、大学院に進学したり海外へ留学したりするときなどにも、成績表の提出が求められます。

たとえば、ある留学先の要件には、「GPAが平均して3以上」といった足きりが設けられている場合もあります。

このように、大学の授業の成績は、その後の人生に大きな影響を残します。
それは大学生活を如何に過ごしたか、ということの証になるわけです。

意識が高い学生は、大学の成績表にSやAがずらーっと並んでいることを目指します。

そのため、GPAに意識が高い学生は授業の先生に、「Sを出してもらえない場合は、DかF=単位を出さないでください」と申し出る場合があります。

DかFなら、成績表にその掲載が残らないためです。

こういった学生は、進路のことを考えてSかAしか成績表に残したくない、という意識で授業を受けています。

こういった学生がいることも、ぜひ脳裏に置いておいてください。

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授業選びの優先順位は?

第一位 修了・進級要件となっているカテゴリーに対応している所定単位に含まれているか否か

たとえば12単位を取ればいいカテゴリーなのに、14単位も習得しようとすれば、2単位はたとえ修得できても卒業の修了要件単位にはカウントされないため、無駄になってしまいます

第二位 時間割の合理性

1限眼を取って、2~3限目がなくて4限目に別の授業がある、といった歯抜けの時間割は回避してください。たしかに「2~3限目は図書館で勉強する!」、「この間は友達とカフェでだべろう!」といった予定で、こういった間を一日のスケジュールに入れようとする考えもあります。

しかし、実際に学期が進むと、「あ~面倒くさいなー午前中は休むか・・・」「午後はもう友達と遊びにいこう」となって、結局は当初の目的を達成できないことになる場合がほとんどです。

第三位 自分に興味がある授業の内容であるか

「ただ単位を取って卒業するためだけに取ろう」というマインドでは卒業後の就職活動に失敗します。意識が低いため、つけやきやいばの勉強になり知識や能力が、身につかないためです。

そのような意識では、大学の高い授業を払う意味もありません。

重要なことは、自分が大学卒業後にどういった職業につきたいのか、だいたいの分野、領域、方向性をイメージしておくことです。

もちろん、一年生の間はまだ漠然としていてもかまいません。

「将来は、海外で働きたいな」

「子供と触れ合う仕事がしたいな」

「資格を生かした専門の仕事がしたいな」

といった、自分の希望を一つ一つ大事にし、それを手がかりとしてシラバスを見ていってください。

将来の進路の方向性を得るために、自分の関心のある授業の単位を取っていく、その内容を学ぶことで、少しずつ自分の適性や将来を考えるきっかけにしていくことが大学の授業を受ける大事な意味合いになってきます。

第四位 試験で評価される? レポートで評価?

その授業が期末後の試験で成績が決まるのか、レポートの提出であるのか、といったことを基準に授業を取ることも重要です。

試験のメリット試験のデメリット
一日で成果を発揮すればいい
配布資料を揃えておく必要がある
暗記をする必要がある

試験の場合、決められた試験日に出席して、そこで一定の点数を取れば単位がもらえます。 

一日で学習の成果を出せばいい点が、試験で評価する授業のメリットです。一方で、レポートの場合は、提出期限までに図書館で調査をしたり、ワードで長文の文章を作成する必要があります。

もちろん、試験日以外でも、平常の出席も成績評価にしている場合には、毎回の授業にも出席する必要があります。そして何より、試験勉強に必要となる板書ノートや、配布資料を集めておかないと、試験勉強はできませんよね。

出席を成績評価にしていない場合は、そのクラスに友達などがいれば、欠席した場合に配布される資料を、自分の分も取っておいてもらう必要があります。

同じ授業を受けている友達がいる、ということは試験やレポートの助け合いができる、という点でとても大事です。

余談ですが、ライティング能力=文章を書く力は、必須の能力になります。大学の試験は、多くの場合、○×や選択問題ではなくて、記述式問題=文章で答える問題が多いため、文章を書く力が十分にないと落単する可能性があります。

もう一つの成績評価基準になるレポートについて、次回の記事で書きたいと思います。

まとめ

今回の記事はすごく基礎的な内容になったかもしれませんが、新一年生の方でどうやって時間割を組めばいいか悩んでいる方の参考になれば、と思いました。

最後に、youtube動画で参考になりそうなオススメを紹介しておきます。

みゅ

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