クラウドファンディング|ラオス若者支援のための「民話絵本出版&雇用創造(FaY)プロジェクト」

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クラウドファンディング画像

現在の支援総額

105600円

目標金額600,000円

支援者

9人

募集終了までの期間

クラウドファンディングをスタート😃

NPO法人わかもの国際支援協会(通称、Wisa:ウィーサ)は、このたび、ラオス・ルアンパバーンに所在する「ラオスの文化と民話研究所」を創設支援し、コロナ禍で生活困窮状態にある若者の雇用を創造する、「ラオス民話絵本出版&雇用創造プロジェクト」( 愛称:Folklore & Youth, FaY )をスタートします。
このスタートアップ・プロジェクトで雇用される若者のお給料に当たる経費を支弁するため、みなさまのご理解とあたたかい寄付をお願いしたいと考えております。
クラウドファンディング
パイロットプロジェクト(2021年6-9月)実施中の様子

多文化共生国家-ラオス

ラオスは、周囲を中国、ミャンマー、カンボジア、タイ、ベトナムの五か国に囲まれた東南アジアの内陸国です。
タイからフランスへと植民地化されてきた歴史のなかで国境線が決まったこともあり、50の少数民族が共生しています。その国土の面積(237,955 km²)は、日本の本州(227,960 km²)ほどありますが、その人口は埼玉県と同程度の720万人という、とってものどかな国です。その自然の豊かさと平和で穏やかな雰囲気から、ニューヨークタイムズで「世界で一番行きたい国 第1位」に選ばれたこともあります。多様な民族が、個性豊かな文化を保ちながら平和に共存している「世界で最も多文化共生を実現している国」と言えるでしょう。
ラオス
首都ビエンチャンのパトゥーサイからの景色

 

少数民族モン族の女性たち(2020年撮影)
少数民族モン族の女性たち(2020年撮影)
山間部に住む少数民族カム族が伝統的に行っている焼畑稲作の様子(2021年撮影)
山間部に住む少数民族クム族が伝統的に行っている焼畑稲作の様子(2021年撮影)

 

民族衣装をまとって収穫をしているカム族の男性(2021年)
民族衣装をまとって収穫をしているカム族の男性(2021年)

 

仏教のお祭りに参加しているラオ族の女性-FaYプロジェクト参加者(2020年撮影)
仏教のお祭りに参加しているラオ族の女性-FaYプロジェクト参加者(2020年撮影)

少しだけ立ち止まって聞いて下さい。

ラオスという国に今、起こっていること…

2020年に発生したコロナ感染拡大により、ラオスでは都市に住む少数民族の若者が雇用を失い、貧困に伴う様々な社会問題が発生しています。国連UNICEFの報告によれば、観光関連産業だけでも385,000人(ラオス全体の生産年齢人口は430万人-その18%)が失業しました。これまでに経験したことが無い貧困によって、資産・不動産の売却、家族関係の崩壊と家庭内暴力の他、経済的困窮から就学困難な児童-若者が急増しています。
特にラオスの場合、人口の50%以上が25歳未満の若者です。思春期-青年期を迎える10歳-21歳の多感な児童-若者は、家庭内の不和と暴力、未就学に伴う孤立化から非行-犯罪を入口に薬物濫用・売買や児童労働、人身売買の被害に合うリスクが急激に高まっています。 未来のラオス社会を支える次世代が、健全に成長ができない危機に陥っています。
失業率の推移(2010-2020):世界銀行2020
失業率の推移(2010-2020):世界銀行2020
参考資料
・ UNICEF, Centre for Development Policy Research Ministry of Planning and Investment (MPI) Vientiane, Lao PDR, 2021
・Laos Unemployment Rate, Trading Economics, 2020
そのようなリスクは、男子より女子の方が25%高く晒されていることが判明しています。ラオスでは家や食べ物がない子供たちは、仏教寺院による衣食住提供を受けることができます。しかし、出家ができない女子はその社会保障が受けられません。さらに、ひとり親家庭(Single Parent)、両親が家庭におらず親戚や祖父母に育てられているステップ世代(Skip Generation)といわれる子供たちの生活リスクは、突出して高い状況にあります。
参考資料
・ UN Lao PDR Socio-Econom ic Response Framework to COVID-19, the UN Country Team in Lao PDR, 2020
家族の形態別-子どもたちの危険度(国連人口基金 2021)
家族の形態別-子どもたちの危険度(国連人口基金 2021)

とりわけ少数民族の若者の多くは、「学校に行きたい」と思っても家族を養うために小学校や中学校を退学して働かなければなりません。しかし、就職が困難であるため違法な労働条件を付されたり、過酷な肉体労働・児童労働であったります。一度、人身売買や薬物売買などの違法な労働に関わると、さらに危険な人間関係に巻き込まれる危険性があります。また、そのような仕事に一度でも従事した若者は、「悪いことをしている」という罪の意識から、人の眼が怖くなったり、自分自身を否定するような心理を植えつけられてしまいます。そうすると、その後の生涯に渡ってずっと、自信を喪失したまま犯罪と貧困の悪循環に陥いってしまう可能性が高まっていきます。

フランスのNGO、Sengsavangによれば、メコン地域の国々の間で毎年45万人ほどの人身売買被害が発生していますが、その90%以上の被害者がラオス人の若者と言われています。また近年では、中国による鉄道建設や国土開発の現場で人身売買が発生し、たとえばボーケオ県に中国資本で建設されたカジノでは多くの女子児童が性的被害に合っているほか、強制結婚で連行される被害がニュースでも深刻に取り上げられています。コロナがもたらした貧困が、優しいラオスの若者たちを深く傷つけ、その心身を破壊し始めています。

参考資料
・Impact of Covid-19, Household financial Security, UNFPA, UNICEF, 2021
・フランスのNGO、Sengsavang、ホームページ(https://sengsavang.org/en/human-trafficking-in-laos/)
・”COVID-19 Drives New Surge in Trafficking of Women From Laos to China”, Radio Free Asia, 2021.07.03
・”2021 Trafficking in Persons Report: Laos”、U.S. department of state

 

FaYプロジェクトの誕生

私たちWisaは、日本国内の不登校-ひきこもりの若者がウェブサイトや動画制作によって自分たちの雇用を創造する「情報化まちづくり」を2009年以来、12年間実施してきました。そこで上がった収益を活用して、ラオス現地にて若者たちが自由にパソコンを利用できるコ・ワーキングスペース(首都:ビエンチャン)を提供する等の支援を行ってきました。そして、そのスペースに集まった若者たちが話し合い企画したプロジェクトが、この「ラオス民話絵本出版&雇用創造プロジェクト」(愛称:Folklore & Youth(Fay))です。

FaY01
コ・ワーキングスペースに集まった若者たち
当初、危険な労働をしている若者たちに声をかけて、英語やパソコンの使い方を無料で教える取り組みをスタートしてみました。しかし、2~3か月後には、少数民族の子どもたちは誰も来なくなりました。どれだけ粘り強く、勉強をすることを薦めてみても、そっぽを向いて「勉強は嫌いだから」と言われる始末でした…
悩んだFaYのメンバーが、じっくり聴き取り調査をしてみると次の実態が明らかとなりました。

・首都で生活に困窮している若者の多くが、農村から出稼ぎに来た少数民族であること
・その子供たちは家族を支えるために働かなければならず、学校を中退していること
・その状況を改善するためには、ただお金を寄付したり学校を作るだけの支援ではなく、お金・仕事・教育の3つが同時に提供されなければらならないこと

以上のような課題を解決するために、何度も話し合いを重ねました。そして、ある日、少数民族の若者が自分たちの知っている「ピー」という幽霊についての話しで盛り上がっているところに出会いました。

少数民族の若者はたしかに学校には行っていません。しかし、それぞれの民族には固有の民話や神話を先祖から代々受け継ぎ、若者たちはその民話についてたくさん知っていることに気づいたのです。そのストーリーの話しを始めると、それまで自信が無さそうにしていた子ども-若者たちの眼が活き活きし始めました。「自分たちが知っている民話の話しを聞いてもらえる」という喜びと、自分の生まれ育った村やその文化についての話しをするとキラキラと眼が輝き始めました。そして、自分の村の景色を絵に描いて説明してくれたり、語り聞かせてくれ始めたのです。

「知らないこと(英語・パソコンの使い方)を教えるのではなく、若者たちが知っていることを引き出して、価値に変える」

という発想の大きな転換をしてFaYの企画が前進し始めました。

クラウドファンディング
自分の村と民話の記憶について語り出した少数民族の若者|プロジェクト参加者

その民話は、親から子へ数百年も語り継がれてきたものですが、まだまだ学術的にも明らかにされていなかったり、出版さえされていないものがたくさんあります。そして、それらの民話はラオスの歴史と文化といったナショナル・アイデンティティを築き上げる役割を担う貴重な文化遺産です。

FaYのチームは、一つ一つの民話の中に「自然との共生」、「多文化の共生」、そして「歴史との共生」の3つの共生の仕方を人類に教えてくれる、非常に貴重な価値観がそこにあることに気づいたのです。そして、文字を持たない少数民族の民話は、活字で記録しておかないと消滅してしまう危機にあることもわかりました。

そこでFaYプロジェクトでは、この民話を出版するプロセスで教育を同時に実現するアイディアを思いつきました。

プロジェクトのコンセプトを紹介した動画

 

教育×仕事創り×文化保存

このFaYプロジェクトでは、まずラオスの少数民族の若者が、自分の家族や住んでいる村のお年寄りにインタビューをします。インタビューをするきっかけは、自分自身が子供の頃に家族から聞いた物語が手がかりです。
インタビューで聴き取った物語を、ラオス語に文字起こしします。そして、そのラオス語から英語に翻訳します。
その翻訳プロセスで、民話を題材としたラオス語と英語の学習を行いながら、その文章を入力するためにパソコンの使い方やITに関する知識を学びます。英語に翻訳されたものは、次に日本人学生ボランティアが日本語に翻訳をしてインターネットで販売していく予定です。その収益は、このプロジェクトの持続的な運営に要する経費に使用します。
このようにして、出版の事業そのものを教育訓練-雇用の受け皿としながら収益化を図り、持続的なディーセント・ワーク(働きがいのある仕事)を少数民族のラオス人に届けたいと考えています。
ラオス民話出版解説図
ラオス民話出版のプロセスー教育×文化保存×若者支援
ルアンパバーン県-県庁ー村長などとの関係者会議
ルアンパバーン県-県庁ー村長などとの関係者会議
文字を持たないカム語を、どのようにして発音表記するかについて研究を行っています。
文字を持たないカム語を、どのようにして発音表記するかについて研究を行っています。
オンラインでWisaのスタッフから、英語を学んでいる様子
オンラインでWisaのスタッフから、英語を学んでいる様子
プロジェクト参加者:ナーさんからのメッセージ
プロジェクト参加者:ナーさんからのメッセージ
私の名前は、ナーです。 16歳です。
私はコロナの前、レストランでアルバイトをしていました。月のお給料は600,000キップス(日本円で約6,300円)でした。
コロナでお店は閉まりました。知っている民話が、ラオス語になりました。
そして、英語の勉強をして、パソコンの入力をしました。
最後は、絵を描きました。日本人のみなさんに読んでもらいたいです。

支援方法

私たちWisaは、このFaYのプロジェクトを支援してくださるご理解ある皆様からの寄付を今、求めています。
このページからクレジットカード(VISA/ Master Card/ JCB)で寄付いただけます。
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☚こちらのボタンをクリックして寄付をしていただけます

 

Wisa式-ファンディングシステム デジタル・パーティシパトリー・グラント(DPG)

従来の寄付と異なり、Wisa-DPGでは寄付者の方とそれを受け取った若者がオンラインで直接、本人同士が対話できる場を積極的に設けて、これまでにない透明性の高いクラウドファンディングを実施します。
寄付者の方には、寄付をきっかけにラオスの魅力もしっかり知っていただきたいと願っています。
直接、ラオスの民族文化にも触れ、また若者のニーズにも声を傾けていただきます。
皆様から集まった寄付の用途は、下記の3つに限定して使用させていただきます。
給与アイコン

ラオスの若者の給与報酬費用

*事務所経費、常務スタッフの経費を除きます。

講師報酬講師の雇用費用

ラオス語・英語の現地人-教師へのお給料(1か月、10,000円) *2名雇用予定

パソコン

パソコンの購入費用

寄付に伴うリターン

1000円の寄付・リターン

・寄付者としてのご自身の自分・企業の氏名が、出版される民話絵本1話分に掲載されます(希望する方のみ)
・寄付を受け取った若者が寄付者宛に、ライブ・ビデオでサンクスビデオレター1名15秒-60秒を送付します。
 *サンクスビデオレターはDVDなど記録媒体によってではなく、寄付者のスマートフォンやパソコンで視聴できる形式で提供します。
 *スマートフォンやパソコンをお持ちでない方は、ご家族やお知り合いに代理で受領いただくことも可能です。
 1000円
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3000円の寄付・リターン

・Wisaの活動を写真と文字で伝えるWisa”Parasol”会報の郵送・受け取り
・完成した民話のデジタル版(解説有り)の無料プレゼント
3000円
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5000円の寄付・リターン

・「ラオスを学ぶワークショップ&プロジェクト報告会」への招待券
このワークショップではラオスの若者を取り巻く現状を理解しながら、多文化共生やエコロジーについて参加者がともに考える機会を提供します。
また、同日に開催されるプロジェクト報告会では現地で支援を受けたラオス人の子ども・若者たちが、直接に寄付の効果についてプレゼンテーションを実施します。
本ワークショップは、Wisaの関係者、また寄付者のみが参加できる非公開のプレミア・イベントとなる予定です。
・民話の英語-日本語への翻訳ワークショップへの無料参加権(1回)
英語に訳された民話を日本語へ翻訳するオンライン活動に参加・もしくは体験見学をしていただけます。翻訳には、ラオス人の若者の一部も参加する予定です。
(この活動についてのボランティア募集情報については、こちらを参考にしてください)
5000円
donate_button

 

 

 

 

7000円の寄付・リターン

活動に参加している若者たちが制作する予定のオリジナル写真集(24ページ、ルアンパバーン県ラオスの文化と民話研究所-出版)が、デジタルデータ(PDF)形式で提供されます。
*本写真集 “Folklore & Youth”の完成・提供は2022年4月を予定しています。
ラオス写真集
サンプル制作中のオリジナル写真集の表紙
7000円
donate_button

10,000円の寄付・リターン

制作された民話、約6話分(予定)が解説とともに印刷された書籍(2022年4月発刊予定)をお届けします。また、民話の文字起こしに関わったラオス人との直接の質疑交換と対話-「サンクスライブ通話&ラオス民話発表会」(仮)を実施いたします。
「サンクスライブ通話&ラオス民話研究発表会」では、翻訳が困難であったラオス語の原語についてラオス人から説明を受けたり、日本語-英語-ラオス語間の翻訳を通じて発見したその言語に特有の精神文化について対話をします。
10000円
donate_button

 

 

18,000円・36,000円の寄付・リターン

学齢期の児童・未就学学生への支援を希望される方向け

自社-自分の名前が入れられる現地の教育奨学金
 学齢期にあるラオスの子ども-若者(22歳まで)に対して、毎月3000円の支援を行い、6か月-1年単位で学費と生活費(家賃及び水道光熱費)の支援を
していただける教育奨学金(半年18,000円-一年36,000円)をラオス現地に創設します。
 現地ラオスでは、「〇〇若者国際支援奨学金(Wakamono.is grant)」として、〇〇に任意のお名前(例:企業名・個人名の挿入)を決めていただけます。
 奨学金は、ルアンパバーン県ラオスの文化と民話研究所によって管理され、寄付した金額が封筒に明記された形で子ども-若者たちの手に渡ります。
奨学金を受け取った若者には、①応募時点での志望動機エッセーの提出、②3か月1回のオンライン近況報告会(年4回)、③領収書-金銭出納帳の簡単な記帳管理*が求められます。
*金銭出納帳の記帳管理を本人ができるように、帳簿記帳の訓練がされます。寄付の透明性を確保すると同時に、お金の管理の仕方を教えることで子ども-若者たちの生活管理能力を高める目的があります。
18000円
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36000円
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ご寄付に際しての注意事項

・この独自クラウドファンディングでは、本プロジェクトに十分な理解と共感、賛同をいただける方からの寄付を求めています。
・以上のリターンについては、現地の社会環境・政治情勢や若者個人の状況変化によって、当初の予定から一部変更した形で提供される可能性がありますことをご了承下さい。

 
ゆうちょ銀行への口座送金による寄付も受け付けしております。

名義:トクヒ)ワカモノコクサイシエンキョウカイ
☆ゆうちょ銀行からの口座振替は 14110ー82200351

他金融機関からは
支店番号:四一八
口座番号:8220035

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