こんにちは、 μ myu(みゅ) です。
以前に授業というテーマで記事を書きましたが、今回は具体的にどんな授業が語学学校で行われているのかを紹介していきたいと思います。
授業ではパソコンを使用する
私の通っている学校では金曜日を除いて6時間が授業時間です。
そのうちの1コマにパソコンを使った授業があります。
この時間は基本的に自習の時間なのですが、主にパソコンを使って自習をしています。
つまり、パソコンを教えてもらうための授業というよりも、パソコンを使えることが前提で、インターネットで調べ物をしたりワードで課題作文を作ったり、という形の時間なのです。
もちろん、人によってはパソコンを使わずに教科書とノートと参考書などを使って自習をしている人もいます。
授業のオリエンテーションの時に、学習に効果的なサイトは何か、どのようなコンテンツがあるのか、どのように使用するかなどの説明がされます。
例えばリスニングを練習したいという人は、TED(いろんな人がいろんなテーマでスピーチをする)というサイトでリスニングの練習をしたり、読むのが苦手な人はリーディング教材がたくさん利用できるオンラインサービスを使って、何回も練習したりします。
単語を勉強したい人は単語帳+αの機能がついたサイトで、ひたすら単語を勉強したりなどなど有意義な自習の時間を過ごしています!
もちろん、YouTubeで動画を見ている人もいたりします…。(さぼる口実には、ならないように・・・・・・)
youtubeには、独学で英語を学習できるコンテンツがたくさんあります。
私がよく利用するのは、アメリカのドラマ、フルハウスを活用して楽しくリスニング強化をしてくれる、サマー先生と英会話 ! 【プライムイングリッシュ】です。
日常をテーマとした授業
実は私の学校は2020年から新しいカリキュラムに変わり授業も大幅に変わりました。
新しい授業で今までになかった授業が、「日常をテーマにした授業」です。
この授業で学ぶことは、とってもプラクティカルで、応用が利くんですね。
この授業では主に話すことをメインとしていますが、会話のテーマが毎回、決められています。
例えばバレンタインがあった週のテーマは「“関係”」(relationship)についてでした。
彼氏・彼女について、他の国ではどのように彼氏・彼女を探しているのか、恋人選びでは何が1番大切なことか、同性でのカップルは問題と思うかどうか、結婚について大事にしたい要素はなにか、などなど…。
時には動画を見たり、ゲストスピーカーが来て話をしてくれたりなどなどします。
実際にアメリカの人達はどのように思っているのか、過ごしているのかということも教えてくれる、とても楽しい授業です。
最近の授業では、“仕事”がテーマで、履歴書(CV)を試しに作ってみたり、面接をしてみたり、実際に企業の採用人事の立場に立って、履歴書を評価したり人材採用のプロセスをロールプレイしてみたりなどなど・・・
日本とアメリカの履歴書が大幅に違うということをこの授業で知りとても驚きました…。
日本では手書きの履歴書が一般なのに対し、アメリカはWordなどのアプリを使って作るのが普通なんです…。
そんな授業を通じて、「日本って変だなって」少し思いました…。
外国語学習を通じて、自分の文化を知る、ということはとても大事なことだと思います。
文法・単語・会話がメインの授業
この授業は主に文法、単語、話すことがメインの授業で2コマ連続です…。
レベルが低い人は基礎中の基礎の文法(現在形、過去形、未来形)を勉強し、少しレベルが上がると現在進行形、過去完了形、未来完了進行形などなど進行、完了、その組み合わせの複雑な文法をどんどん学んでいきます…。
私はこの授業に相当苦戦しました…。
もうこれが出てくるレベルはやりたくないです…。
この授業では、学んだ文法と単語をアウトプットする、スピーキングメインの授業です。
毎回、基本のペアワークがあり、そこで質問をしたり、一緒に問題を解いたりします。
たま―にプレゼンがあります…。
プレゼン内容は教科書のトピックにもよるのですが、今回は新しいサービス・製品の紹介をして、そのサービスや製品によってどんな問題が解決できるのか、どのぐらいのコストがかかるのか、どれぐらいのお金でビジネスを始めたいかなどを他のペアにプレゼンし、聴いている側はお金を貸してくれるかなどを決める形地で学生がお互いのプレゼンを評価します!(ピア・レビューといいます)
前のテーマは“自然災害”だったのですがその時は教科書にあるいくつかの自然災害から1つを選び、その自然災害はどのような災害か、どういった被害を及ぼすのか、何が原因でその災害は起きるのかなど、少し難しいプレゼンだったりします…。
読み、書きがメインの授業
この授業は午後のクラスと言われ、お昼休憩の後2コマの授業なのでとてつもなく眠くなります…。
この授業では文章を読み、問題に答え、何がキーワードなのか、この説明はどこにあるのか、特定の段落の意味は全体の論理展開の中でどのような役割を担っているのか、など日本の国語と同じようなことをします。
そして、ライティングについては、自分の意見を書いたあとに反対側の意見を書く練習をしたり、最初の書き出しはどのように組み立てるのか、どのキーワードや接続詞(Howeverなど)が使えるのか、を丁寧に学んでいきます。
ここでも文法を少し勉強したりします。人によってはこの授業が本当に辛いです…。
先生曰く「新しいカリキュラムのテストは本当に難しい…。」というほど難しいものを解かされているみたいです…。
さいごに
振り返ってみると、けっこう授業がタフだなぁって思いますが、それは語学力向上のためには充実した時間を過ごせている、ということだと痛感します。
「私はこれだけがんばったんだ」
と思えるくらい、苦労して努力することが自信となって、その自信があれば英会話にもっとも大事な度胸がつくと思います。
今回で語学学校がこんなところなんだとわかってもらえたら何よりです!!