みなさん、お久しぶりです。お元気ですか? アメリカに留学中の大学生、myu(みゅ)です。
日本の日常といえば、どんな風景を思い出しますか?
学生が電車を使って通学していたり・・・
社会人が忙しそうに駅構内を早歩きしていたり・・・
お店の店員さんは品出しをしてせかせかしていたり・・・
などなど、なんとなくそんな日常の景色をイメージしませんか?
そして、そんな日常が特別なものだ、なんて意識しないのではないでしょうか。
アメリカに来たときに凄く気になったことは、たとえば住んでいる近所のスーパーのレジで働ている(ぽっちゃりした)パートのお母さんが、すごく貫禄があってゆったりお仕事してる!?!!といった、何気ない日常の景色でした。
きっと、ずっとアメリカに住んでいる人にとっては、何気ない日常で、そんなこと意識もしないようになるのではないでしょうか。
同じように日本の日常の景色を、外国人の方々の立場・目線から見えるとどうなんだろうって、今は考えるようになりました。
異なる文化を知らないと、当たり前の日常の何が特別か気付かないことありますよね?
アメリカにもアメリカの日常があり、日本とは違った日常があります!
今回は、そんな日常の一部を紹介していきます!
ざっと、こんな順番でご紹介します。
- 店員さんの態度
- 社交の日常
- レディー・ファーストの文化
1.店員さんの態度
さきほどもご紹介した通り、日本とアメリカでは、大きく違う店員さんの態度…。 最初はとてもとまどいました。
日本の店員さんは勤務中に近くの誰かと話していたり…なんて全くと言っていいほど見かけないですよね?
アメリカでは日常茶飯事です。
例えばスーパーが空いている時間帯に買い物をしていると、店員さん達は誰かしらと会話しています。
何を話しているのかはあまり聞き取れないのでわからないのですが(がんばれ私の英語力!)、何かしら雑談を話をしています…。
ですが、私は何回か中国や韓国など他の国にも観光したことがあるのでさほど驚きませんでした…。
日本以外のアジア圏では、空いている時間にスマートフォンを触ったりしている姿って日常茶飯事ですね。
日本でそんなことをしてたら、凄く怒られますが……
私としては楽しそうに働いていていいなぁ…。と思うぐらいです。
なぜなら、日本以外の国で働いている人たちは、「あ、この人も私と同じ人間なんだな」って、感じさせてくれるからでしょうか。
もちろん、仕事を最優先して欲しいですし、日本で働く人たちのまじめな態度、おもてなしの礼儀はとてもユニークで大切な文化だと感じますが、
働いている人も人間・・・雑談もしたいし、仕事が落ち着いたらリラックスもしたい。
買う側も売る側も、働く人も、人間として平等・対等でいいんだなぁ
という海外の就労環境は、きっと日本で働くことに息が詰まりそうになってしんどい思いをしている人の「働く観」を変えてくれるような気がしてます。
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2.社交の日常
アメリカの人達は色々とすごい…。
何がすごいかというと、いろんな人に話すのなんの…。
お酒を買いに出かけると(私はもう21歳なので)、その時は必ずID(パスポートや運転免許証など)を提示する必要があります。
レジで私のパスポートを見せた時「あなた日本人?」と聞かれたので素直に「そうですよ」と答えたところ「私日本語少し話せます」と日本語で言われました!
その時は驚いてすぐに返答が出来なかったのですが、「少し話せるの?」と英語で聞いたところ「少し話せる」と日本語で返されました…。
そんな感じで、どんどん色々な会話が外出して買い物しているプロセス以外でも発生します。
「あ、こんなに気軽に知らない人に声ってかけていいんだ!」
という社交の感覚の違いに驚きました。
これを書いている日の昨日のことですが、アメリカの無印良品で買い物をしていました。
店員さんから突然、声をかけられ、その時私はイヤホンをしていたのであまり聞き取れず何を言っているのだろうとイヤホンを外して聞いたところ
「あなたのそのトートバッグすっごく可愛い!どこで買ったの?」と質問してきました。
え、最初は「買い物カゴいる??」とでも言ってくれるのかと思っていたのですが……( ^ω^)
想定外のフレンドリーな質問に、
私 「これは日本で買ったの、アメリカでは買えないと思う…」
と、英語で返事をしてみると、
店員「そうなの…どこのブランドの物かわかる?」
私「オンラインショップあるから多分買えると思うよ!!」
店員「ありがとう!!えっと!」
と彼女のスマートフォンを二人でのぞきあって、談笑する展開に・・・
その後会計をしようとレジに向かったところ、他の店員さんも「何を調べているの?」と尋ね、「すっごく可愛いトートバッグがあるの!でもアメリカでは買えないみたいなの…」と話題が続きました。
もし、日本だったらどうなのかな、と振り返って思います。
「お客様がイヤフォンで音楽を聴いているんだし、店員さんに声をかけてもらいたくない場合もあるから……」
といった気を遣う感覚が日本ではあるかもしれません。
でも、気を遣うことで、何となく人と人との交流が無くなっていって、人との出会いや交流におよび腰になってしまっているとしたら、凄く損をしているような気もします。
もっと、楽しく気軽に人と交流できてもいいのに・・・としみじみ思います。
3.レディー・ファーストの文化
外国と言えばレディファーストでしょ!と思う女子がいるかもしれません。
結論から言うと、私個人の体験上は期待していたほどあまりないです…。(どれだけ期待していたんだろう・・・)
学校の先生曰く、「カリフォルニア州はあまりないかもね…」と言っていたので、アメリカによっても州・地域によるらしいです…。
ですが、私が重たい荷物をもって駅の階段を歩いていたときに、近くの男性がその荷物を持ってくれたことが二、三回あります。
最初は驚きましたが、階段を登り切ったら男性はにこやかに、しかもさっそうと去っていってくれたので、すごくうれしかったです。
他にもデパートなど扉を開けるのは男性で女性が先に入るなどなど。ちょっとしたところでは感じる機会があります。
しかし、私自身は想像しているほどのザ・レディファースト!みたいなのはあまりありません…。
というのも、おそらく日本とは違ってジェンダーギャップが少ない、というか、力仕事など以外の点では女性も男性もどんどん平等・対等になっている感覚があるからなのかな・・・と分析しています。
つまり、女性だから〇〇、という感覚が人間関係や学校・教育の現場やデスクワーク文化圏などでは、特に無くなってきているのではないか、と分析してます。
女性も男性より有能な人が、どんどん発言するし仕事も展開するようなイメージです。
その意味では、女性にも男性にも対等に厳しい場面は、しっかり厳しいな、と感じています。
最初でも言ったように州によってはレディファーストをするのが当たり前、しない男性はダメだ!なんて考えのあるところもあるようです…。アメリカという国は場所によって話し方もお人柄もかなり違うところなのです…。
まとめ
この3つが日常でよく目にするもの、体験するものです!
まったく意識がすることのないかもしれない「日常」、それは実はとっても特別な日常かもしれません!
そんな特別さに気付けることが、とっても大事なことかもしれません。
もちろん、わざわざ留学しなくても、海外の日常に触れる機会が日本にいる間も、映画やドラマを通じてあると思います。
特にコロナで大変な今の時期は、当分、海外渡航ができませんね・・・・
そんなアメリカの日常が垣間見える私のオススメ映画が「ラ・ラ・ランド」です。
女優を目指している女性を主役にした、ロサンゼルスを舞台にしたミュージカルたっぷりの映画です。
アメリカへの留学モチベーションを高めたい方などに、おすすめです!
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