Wisa | 2025年度活動報告会 – 12月29日開催‐報告

2025年報告会ー修正版

目次

2025年12月29日、特定非営利活動法人Wisaの年次報告会が開催されました。

今年の活動を振り返る会議には、複数のプロジェクトチームが参加し、それぞれの成果と課題を共有しました。

ソウルスパークは、キャリア教育の重要性を訴え、高校生や大学生向けのオンラインウェビナーや自己分析講座を実施。日本の新卒早期離職率の高さを背景に、若者のキャリア意識向上に取り組みました。

ラオスプログラム(LARP)は、フィールド教育を通じた自己変容を目指し、高校生の受け入れや現地調査を行いました。異文化理解と自己成長を重視した活動を展開しています。

制作事業部は、赤い羽根共同募金と協力し、動画制作を通じて社会参加のスキ ルを学ぶプロジェクトを推進。デジタルスキルと社会性の獲得を支援しています。

日本語教育プロジェクトでは、ラオスの中学生ドリーちゃんにアニメを通じて日本語を教えるボランティア活動を実施。多様な言語と文化交流を促進しました。

最後に、濱田理事より「迷ったらやる」の精神で、2026年もさらなる挑戦と成長を目指すことを確認し、盛会のうちに閉会しました。

ご参加くださいましてみなさま、ありがとうございました。

 

報告会概要(AI要約)

プロジェクト同期/ステータス更新のまとめ

組織の注目ポイント

  • 年間ハイライト(2025)
  • 助成採択
  • 中央共同募金会(デジタル&テレワーク&デジタルユースワーク普及推進)
  • 丸紅基金(デジタルユースワークに関する出版)
  • プログラムの進化
  • ソウルスパーク:キャリア教育の開発・普及へ進化
  • ラオス関連:学生団体Maryの誕生、体制強化、沖縄尚学とのラオス民話プロジェクトが進展
  • 赤い羽根共同事業:動画制作事業スタート(社会参加・就業支援の一環)
  • 日本語教育:ジェームズ、ドリーらの参加で個別指導を運用中
  • 運営
  • 発表はセッションごとに質疑・ディスカッションを実施、記録のため録画
  • 新規メンバーの紹介は会後に実施予定

Soul Spark(キャリア教育)の状況

  • 概要・活動内容
  • オンラインウェビナー:社会人ゲストの人生を「リバー・オブ・ライフ(川の流れ)」で振り返り、参加者が問いに回答→ファシリ・プレゼンターと深掘り
  • 自己分析講座「P4Y」:3人1組の対話型、価値観と言語化支援
  • キャリア知識発信:Instagram/YouTubeで「ウィークリー・キャリア・ナレッジ」を継続配信
  • 背景・問題意識
  • 新卒早期離職率約1/3、社内でのキャリア相談は約10%に留まる
  • 学校生活で自己分析の時間が不足→満足度低下やモチベ低下につながるリスク
  • これまでの軌跡(2024/8〜2025/11)
  • 2024/8立ち上げ:当初は「パッションを持つ若者の交流」がテーマ
  • 2025/7:泰三の協力でリバー・オブ・ライフ導入→満足度向上
  • 2025/8〜:パネルディスカッション形式へ発展、夜間参加しやすいDiscordへ移行
  • 2025/11:自己分析「P4Y」第1期開始(継続的に向き合う場を整備)
  • 現在の3本柱:月1イベント/P4Y講座/オンライン知識発信
  • 課題
  • SNS閲覧は増加も、講座申込への転換が弱い
  • X/Noteの運用不足(Instagram偏重で新規層に届き切らず)
  • 業務が主要3名(リオ・泰三・青丸)に集中、タスクリマインド・進捗管理の役割不在
  • 方針・目標
  • 週:IG豆知識をストーリーから「投稿」へ移行(発見面強化)
  • 月:月初に計画表作成とタスク分担/運営各人がNoteに月1本発信(人となりが伝わる発信へ)
  • 年:P4Y年間60人伴走、過去参加者の紹介依頼/IGフォロワー200人、豆知識+イベントを毎月リール発信/ウェビナー年間40人、Discord開催の定着
  • 追加メモ(Q&A)
  • 役割分担の要:協力メンバーへのタスク・進捗リマインド役を新設
  • 教育制度比較(米国vs日本)からキャリア教育の空白を機会と捉える
  • リバー・オブ・ライフ導入で目的の明確化とモチベ向上

ラオス自己変容プログラム(LAP)の状況

  • 教育人類学的基盤と目的
  • 人類学×教育の接点:現地の生活理解と自己の前提の変容を通じた「自己変容」を目標
  • 自己変容の3過程
  • 社会的文脈に埋め込む:不可解な現象の背後にある価値観・文脈を調査
  • 偶発性に身を委ねる:ハプニングから前提を客観視、新たな見方を得る
  • 自己を照射する:他者を通じ自己を問い、価値観を拡張
  • LAPならではの意義
  • 「守り過ぎない」設計:自由度高い現地活動で偶発性を学びに転換
  • 幅広い接点:国際機関(例:LJAO等)から農村まで、泰三のコネクションで多層的フィールド
  • コーディネーターの経験:自身の自己変容経験に基づく助言が可能
  • スタンス:日本人が「与える」ではなく「学ぶ」プログラムであることを広報で明確化
  • 事例・活動
  • バス移動の逸脱体験:予想外の降車・検問等を通じ、イライラを学びへ転換/郵便機能を担うバスから社会背景への気付き
  • 高校生事例:高1・倫太郎くん(精霊文化に関心)—現地体験と学びをInstagramで発信
  • 国内活動:2025/10/13筑波大で渡航・調査報告(英語)/参加者発表あり
  • 言語:2026/1からラオス語講座を開講予定
  • 広報:Instagram中心、YouTube増強予定(ショート含む)
  • 課題と改善
  • 申込後の離脱率が上昇(動画オリエンテーション中心化、学生主体対応の影響)
  • 参加者対応が2名に集中/動画制作タスクが重く投稿本数が少ない
  • 改善策
  • オリエンはライブ面談中心へ(質問しやすさ・強制力・人柄可視化)
  • Active掲載文の難度・期待値ミスマッチ見直し(「学び」の強調)
  • 年間動画スケジュール策定、編集ヘルプの受入と素材共有フロー整備
  • 動画以外のSNS表現も併用(投稿・写真・短文等)
  • 現場洞察
  • 教育観の聞き取りで日本的価値観の投影に気づく→教員の無給期間・制度の機能不全など文脈理解へ

制作部:赤い羽根ユース・ビデオプロジェクト

  • 事業概要
  • 在宅テレワークによる就業支援(デジタルユースワーク)の基幹事業
  • 福祉事業者×デジタル:社協などのWebサイト企画・構築・運用支援(デジタル発信の後押し)
  • 収益源としての位置づけ:受託で組織の財政基盤を支える
  • 赤い羽根動画(共同事業)
  • 目的:募金の使途と「ありがとう」を可視化し、活動の理解を促進
  • 社会参加のきっかけ:引きこもり等の就業・社会参画への橋渡し
  • 制作例:ブラインド・ウクレレ・クラブの紹介動画(取材・編集のデモ進行中)
  • 参加で得られるスキル
  • 打合せ:ビジネスコミュニケーション、メール、企画書の作成・説明
  • 撮影:動線配慮、画角設計、魅力の言語化・引き出し、場を乱さない配慮
  • 編集:テクニカルスキル、やり抜く力、技術探究心(「数字を取る編集」への挑戦)
  • 最終目標
  • 社会の基礎知/働くスタミナを身につけ、自信をもって社会へ出る
  • 居場所づくり:困った時に戻れる場で離職・孤立を防止
  • 人の生き方に触れ、自己の人生観を再考する機会を提供
  • 参加案内
  • 全国参加可、撮影のみ・編集のみの参加も歓迎
  • 事業者紹介は泰三経由で調整可能性あり

アクションリサーチセンターの状況

  • コンセプト
  • アクションリサーチ:調査を通して現場の問題解決に行動し、関係性・知を変革する方法
  • Weesaの各プロジェクト自体が実践と検証のサイクル(AR的プロセス)
  • 推進枠組み
  • 実践→記録→対話・省察→調査編集(インタビュー・データ分析・理論との接続)→発信
  • ループで知見を蓄積、他領域へ適用可能なモデルへ昇華
  • 基礎リテラシー整備
  • インタビュー/ライティングのオンデマンド教材を提供中(課題付き)
  • 希望者が順次受講開始、誰でも受講可能
  • 直近の動き・支援
  • 各プロジェクト:まずはNote等で自プロジェクトの意義や魅力を定期発信
  • 年明け以降:アクティボでリサーチ・ボランティアを募集し、現場へ参加・共創
  • 広報支援:戦略設計、言葉づかい、ツール選定、運用設計の壁打ち・レビュー対応

日本語教育プログラム

  • ジェームズの活動・計画
  • 関西移住後:公共交通・行政手続等の生活適応を経験、地域からの支援に感謝
  • 制作
  • ブラインド・ウクレレ・クラブの動画編集
  • 日本の生活ナビTiktok短編、実用生活のショート動画
  • 茨木市の歴史・伝統ブログ、Ibaraki Dojiや「鍵村の鐘」のAIアニメ動画
  • プロジェクト「Oyashima」:日本神話・歴史・文化を題材にしたTRPGで「遊びながら学ぶ」
  • 2026年海外プレイテストを計画、Tiktokで告知、Kickstarterで資金調達予定
  • 個別日本語教育(ゆか・ボランティアチーム)
  • 体制:高校生ボランティア5名(リーダー:ゆか)、週1回ペースで個別指導、授業記録はグループLINEで共有
  • 学習者:ラオス在住の中2・ドリーさん(日本語とアニメ文化に強い興味)
  • 方法:共通のアニメ視聴→台詞・表現の理解支援、難語は英語・ラオス語で補助、教科書「トライ」を範囲確認し進行
  • 学び:文化差への配慮(表情に出にくい反応の把握など)、多言語運用の切り替え

コラボレーション:沖縄尚学高校の民話

  • 沖縄尚学高校SDGs部メッセージ(要旨)の発表
  • ラオス民話翻訳プロジェクトに参加、翻訳は言葉の置換に留まらず文化・価値観・背景の理解が不可欠だと実感
  • 3チームに分かれ3編を翻訳、ラオスの方々と交流しながら学びを深めた
  • 伝え合う姿勢の大切さを体感、今後は学内外発信や地域発信に生かしたい

決定事項、リスク、今後の対応

  • 決定・合意
  • ソウルスパーク:IG投稿強化(ストーリーの豆知識を投稿へ)、Noteでの月次発信、Discord開催の継続
  • LAP:ライブ面談中心のオリエン体制へ見直し/Active掲載文の改稿方針
  • 制作事業部:赤い羽根動画の継続制作、参加者の受け入れを全国へ
  • アクションリサーチ:各プロジェクトの定期発信と教材受講の推進
  • 日本語教育:週次個別指導の継続と共有ルーチンの維持
  • リスク・課題
  • 申込から参加への転換率(ソウルスパーク/LAP)/動画制作タスクの過重化(LAP)
  • デジタル運用偏在(X/Noteの弱さ)/信頼担保の個人依存(泰三不在時の不安)
  • 次の一歩
  • コンテンツ・チャネルの最適化(IG投稿・リール、Note、ライブ面談)
  • タスク分担と進捗管理役の設置(ソウルスパーク/LAP)
  • トライアル・プレイテストや学びの可視化(Oyashima/アクションリサーチの発信)

締めくくりと2026年の計画

  • 理事の浜田よりクロージング:「迷ったらやる」を合言葉に、新しい挑戦と自己変容を継続

 

share