
2025年12月29日、特定非営利活動法人Wisaの年次報告会が開催されました。
今年の活動を振り返る会議には、複数のプロジェクトチームが参加し、それぞれの成果と課題を共有しました。特に本年度は、赤い羽根福祉基金からの寄付をいただき「不登校・ひきこもりのテレワーク就業推進のためのメタバース開発とデジタル・ユースワーク」に取り組み、オンライン‣メタバースを活用した多様な活動を展開することができました。
ソウルスパークは、キャリア教育の重要性を訴え、高校生や大学生向けのオンラインウェビナーや自己分析講座を実施。日本の新卒早期離職率の高さを背景に、若者のキャリア意識向上に取り組みました。
ラオスプログラム(LATP)は、フィールド教育を通じた自己変容を目指し、高校生の受け入れや現地調査を行いました。遠隔からでも参加できる、異文化理解と自己変容を重視した活動を展開しています。今後は、研究者育成を目指した市民研究推進を担います。
制作事業部は、ウェブサイト制作や動画制作を通じて社会参加のスキ ルを学ぶプロジェクトを推進。デジタルスキルと社会性の獲得を支援しています。テレワークとして800万円規模のウェブ制作事業に取り組み、新たに4名を加えて18名の不登校‐ひきこもりの方へ仕事創りを行いました。
日本語教育プロジェクトでは、外国にルーツのある中高生へ日本語を教えるボランティア活動を実施。多様な言語と文化交流を促進しました。特に沖縄尚学との協働イベント‐ラオスの民話翻訳プロジェクトは、オンラインを活用した新しい取り組みへと昇華しました。
デジタル・ユースワークとは…?
デジタル・ユースワークとは、簡潔には「オンラインを活用した若者支援」ですが、実際には子ども・若者が支援の対象となるのではなく、社会を支援する主体となって社会改善に取り組む「主体性」を根幹としています。 2009年以来、自助グループとしての理念と展開を試みてきたWisaの強みを、これかも発信していきたいと思います。
>>デジタル・ユースワークに関する調査レポートはこちら
最後に、濱田理事より「迷ったらやる」の精神で、2026年もさらなる挑戦と成長を目指すことを確認し、盛会のうちに閉会しました。