🏆2025年度 赤い羽根福祉基金助成決定🏆Wisa-デジタルユースワーク

デジタルユースワーク

目次

はじめに

「不登校・ひきこもりのテレワーク就業推進のためのメタバース開発とデジタル・ユースワーク」が、2025年度中央共同募金会 赤い羽根福祉基金の助成を受賞しました。

選考理由としては、メタバースの活用とデジタル・ユースワークの先駆的取り組みを評価いただきました。福祉基金助成ロゴ

 

Wisaのデジタル・ユースワークって?

2009年より「『違い』を価値に変える」という理念のもと、Wisa(ウィーサ)は不登校・ひきこもり等の若者が主体となってテレワーク(ICT)を活用した社会貢献事業に取り組んできました。

特に地域福祉のDX/情報化まちづくりを目的としたホームページ制作やシステム開発では、民間企業と同等の技術水準をもって10年以上に渡り、官民の公共機関・地域福祉機関と連携を行ってきた実績があります。 近年ではメタバースを活用したStudy with Me(報道記事リンク)や途上国の少数民族支援(報道記事リンク)、日本語教育開発を通じて、多様な社会参加の機会をデジタル空間に産み出してきました。

このようなインターネットを活用した若者支援は、「デジタル・ユースワーク」としてEUを初めとする欧米諸国で注目を浴びています。

私たちNPO法人Wisaは、日本で先駆的にデジタル・ユースワークをモデル化し、2012年にはテレワーク推進賞を受賞、2016年には総務省よりテレワーク先駆者百選に選出され、高い評価を得てきました。

受賞した事業について

経済産業省の調査によると、2030年には最大で79万人のIT人材が不足すると予測されています。一方で、増加し続けている不登校やひきこもり等の若者にとっては、デジタル社会でのリテラシーと社会参加についての理解と学習がますます重要となっています。

今回、受賞した「不登校・ひきこもりのテレワーク就業推進のためのメタバース開発とデジタル・ユースワーク」では、メタバースを新たに開発してデジタル・ユースワークの普及に取り組み、将来、DX-データサイエンス等の分野で活躍できる次世代の若者を育成します。

2025年度は、まずその入門プログラムとなる「デジタル・ユースワーカー養成講座」(仮)を開発し、20名の不登校・ひきこもり状態の若者を対象に選抜のうえ試験的に運用する予定です。

2025年度 赤い羽根福祉基金 助成決定証書授与式

どうやって応援できる?

デジタル・ユースワークにご関心をお持ちの皆様のうち、不登校・ひきこもり等の家族会、及び社会福祉事業者や人材育成にご関心のあるIT関連民間企業様からのご協力をお待ちしております。

お問合せフォームよりお立場やご関心の内容について、お気軽にお問合せください。

 

share