三菱財団×中央共同募金会助成事業のスタート☆外国にルーツがある人々への支援活動応援助成

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NPO法人わかもの国際支援協会は、2009年7月任意団体としてスタートして以来、テレワークの普及推進によって不登校-ひきこもり状態の若者に就業機会と職能開発の提供を行う取り組みを行ってきました。特にオンラインコミュニティ活動は、2010年法人化から一貫して取り組んで来た先進的な取り組みと評価され、2012年には日本テレワーク協会よりテレワーク推進賞、2016年には総務省テレワーク先駆者百選に選出していただきました。

わかこく起業時

2020年コロナ感染が拡大するなか、そのような私たちのオンラインでのコミュニティ形成の経験と知見を最大限、活かしながら独自のソーシャルデザインを実施しています。

2020年2月からスタートしたオンラインのポモドーロ自習会:Study with me(関連記事:https://wakamono-isa.com/archives/2661)から、バングラデシュ人等との対話イベント、そしてそこから始まった日本語教育へと日本全国、海外へと参加者を増やしていき、2020年4月からは本格的に日本語教育を介した外国人の生活支援活動を開始しました。

そして、その取り組みは、三菱財団×中央共募~新型コロナウイルス感染下において困窮する人々を支援する~「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」より、理解ある助成をいただくこととなりました(助成期間:2021年9月まで…以降は自主運営を予定しています)。 共同募金会様、また募金をして下さった多くの市民の方に御礼申し上げます。

そして、あらためてこれまでわかこくを支えて来てくださった、多くの地域福祉事業者様、民間企業様に感謝をお伝えします。

 

 

 

2020年4月~2021年9月:「外国人-日本人 の た め の 日本語 ピア 学習 オンライン ・ カレッジ 事業」とは…取り組む背景は?

本社会の一員として生活する外国人を支えたい…

2020年2月より未曾有のコロナウィルス感染が世界的に拡大するなか、日本国内でも多くの外国人が生活困窮に陥っています。当法人に寄せられる頻度の高い相談の典型例としては、飲食・接客業でアルバイトをしていた外国人が仕事を失う、国内の日本語学校クラスが閉校となる、あるいは急な帰国によって日本語学習がとん挫する、日本への留学が出来なくなるなど、外国人を取り巻く環境は一層と厳しいものとなっています。2020年度4月より開始した私たち/わかこくが運営する、日本語を学ぶバングラデッシュ人オンライン・コミュニティ(Japanese Language Learners Community)は1400名を超えた他、同ラオス人コミュニティ「日本語 Group」は700名を超え、withコロナの状況下、極めて強い日本語学習・支援へのニーズが生じています。

Japanese Language Learners Community
バングラデシュ人を中心として日本語を学習するコミュニティ

コロナ以前から日本に渡航・滞在しているアジアを中心とした外国人の生活困窮の背景には、出国時の借金を条件に渡航支援を行うブローカーが介在するケースや日本国内で不当な条件のもと生活を強いられているなどの問題が指摘されてきました。

また日本へ渡航後も、家族生活福祉の全面で様々な生活困難に遭遇するリスクが高く、たとえば日本語が不自由な外国人家庭が孤立し、必要な行政の公共支援サービスの情報を得られない、災害時の対応や行政とのつながりを喪失する、或いは児童が学校の授業についていけないまま不登校となる、両親が就労先で適応に困難を抱えるほか、失業し就職先が見つからないため家族全体が困窮するなど、在日外国人は複合的生活課題に晒されています。これに加えたコロナ感染拡大の状況下で、新しい形の多文化共生実現方法を模索し、外国人と地域住民との交流を促進し、「みまもり」の網の目を市民レベルで拡大することが急務となっていると考えています。

 

どんなことをしているの?

高校生・大学生を中心とした日本人学生と国内外の外国人が日本語(もしくは英語)で対話型のピア(たすけあい)学習を通じて交流する機会を創造することで、外国人に心理的安心感を与えながらその孤立を予防し、日本人学生の日本語教育ボランティアを育成しながら学習支援を行う居場所作りを行うと同時に、社会福祉協議会など適切な行政・公共機関の窓口へ外国人家庭を繋げる総合的な支援の草の根の「みまもり」ネットワークを作り、外国人の生活困難を改善する取り組みです。

たとえば、外国人の相談が大阪市下の社協さんや区役所にやってきた場合に、私たちの日本語学習会にお誘いしオンラインでの勉強をきっかけに「みまもり」コミュニティに参加してもらう、あるいは日本語を勉強している外国人達の身に生じた様々な生活上のトラブルを解決する必要が生じた際には、社協・区役所に相談して社会制度・支援に繋げていくといった連携をしていきます。

 

「シナジカルな多角化戦略」-Synergycal diversificationを…

私たち、わかこくは以上の多文化共生推進の活動の主体として、日本国内の若者が活躍できる場を創造しています。

日本国内で同じくコロナによって対面授業が制限されたり、海外への就学チャンスを逃した学生、大学を休学-退学している学生は、多く心理的な落ち込みや進路-将来への不安から鬱状態へと陥っていきがちです。 そのような学生を活動の主体-担い手とすることで、外国人と日本人の間でのシナジー(相互作用)を生み出す、私たち(わかこく)らしいソーシャルデザインを行っていきたいと思います。

特に海外への留学やインターンシップなどの機会を喪失した意欲ある若者が、オンラインを介したコミュニティカレッジの仕組み創りに取り組むことで日本人学生にも居場所となるような交流-ピア学習の場になれば、と考えています。

また、日本語教育に必要となる教材作成には、コミュニケーションが苦手で孤立しがちな不登校-ひきこもりの若者が従事するなど、さまざまな社会課題を超越して多角的なシナジー(相乗効果)を生み出すことに挑戦していきます。

しかし、そのシナジカルな多角化戦略を取るためには、皆さまのご協力が必要不可欠です。

特に

・身近に困っている外国人がいるよ

・私も日本語教育のボランティアができるよ!

・日本語教師としての経験を活かして、ボランティアの育成の協力するよ

という方がおられましたら、本事業の取り組みにぜひご協力下さいね!

わかこく事務局

 

 

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